皆の健康を支えたい!どうもmorimoriです!(^^)!
今日は前回の続きで、筋トレを続ける方法について話していきたいと思います。
前回の話では、筋トレは続かないのが当たり前ということを話してきました。
ではどうすれは続けることができるのか??
それには「自分の意志力をマネジメント」する必要性があります。
意志力をマネジメント??どういうこと??
簡単に言うと、意志力は無限にあるわけではなく、使うことで消耗してしまう。そのためには普段からなるべく意志力を温存するようにマネジメントする必要がある。
意志は精神的な負荷や感情を我慢すると消耗してしまいます。
意志力が底をつくことを「自我消耗」といい、その状態となるとほんの少しの誘惑にでさえ抗うことができなくなってしまいます。
では、どのような状況が意志力に負荷をかけ、自我消耗の状態を作り出してしまうのか??
①感情を抑制することで意志力を消耗する
意志力の消耗を示すある実験があります。
おいしそうなクッキーを食べることが許可されたグループと、おいしそうとは言えないラディッシュを食べることが許可されたグループがあります。クッキーとラディッシュは同じテーブルの上に無造作に置かれています。被検者たちは指定されたものを一定時間食べるように指示されました。
その後、別の部屋に連れていかれ、認知課題と称した「解くことができないパズル問題」に挑戦しました。このとき、クッキーを食べたグループは平均20分間パズルに取り組みましたが、ラディッシュを食べたグループは平均8分間で投げ出してしまった。
これは、「クッキー食べたい」という欲求を抑えることが被検者の意志力を使い、自我消耗を引き起こしていることを示しています。
②感情を抑え込むと意志力を消耗する
次の実験です。
被検者は2つのグループに分けられ、片方はウミガメが命を落としてしまう感傷的な映像を見せ、その際に涙を流したり感情的にならないように指示をします。もう片方は感情に訴えることのない普通の映像を見せます。
その後、被検者にストループ課題に取り組んでいただき、感傷的な映像を見たグループのエラー率の方が高くなりました。
これは、「感情を抑えこむ」ことで自我消耗を引き起こしていることを示しています。
私たちは仕事を終えてジムに行くとき、心の中で「エネルギーを無駄遣いしないように、家でゴロゴロしてもいいんだよ」と誘惑してきます。1度ゴロゴロしたら最後、この誘惑に抗してジムに向かうには相当量の意志力が必要になります。すでに仕事によって自我消耗している人は、誘惑に打ち勝つことができない。
ではどうすればいいのか??
そんな時は休日など意志力を必要としない時や、仕事の日でも意志力を比較的必要としない日(責任の大きな仕事が少ない日)にジムに行くなどの工夫が必要。
また、筋トレ以外に別の目標(ダイエットなど)に並行して取り組もうとすると、さらに意志力を必要とするため、まずは目標を1つに絞ることが大事。
また人は「報酬」があると、意志力を消耗せずにすみます。その為自分の体を鏡で見たり、写真で撮ったりしながら、体が大きくなること、奇麗になることを実感するのも有効。
明確な実行プランを持つことで、意志力を温存することもできます。
家に帰ったらソファーでゴロゴロしたり、スマホを見たり、テレビを付けたりなど、ついついダラけてしまいます。
1度ダラけてしまうと、そこから動くためには相当量の意志を必要とします。
そのため「家に帰ったらソファーに座らず、ウェアを持って家を出る!」など明確な実行プランを作ることも効果的。
大事なのは、意志力を強化するのではなく、限りある「資源」を「上手にマネジメントする」ことです。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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