ビタミンの働き⑥

健康

皆の健康を支えたい!どうもmorimoriです!(^^)!

 

今日はビタミンB6のことについて話していきたいと思います。

 

ビタミンB6のポイント

タンパク質の代謝に働く、主役級の栄養素

皮膚病や老けを防いで、肌、髪を健康に保ち、体内の成長を促す

免疫機能を正常に保ち、アレルギー症状を抑える

 

 

ビタミンB6はピリドキシンとも呼ばれます。動物性食品、植物性食品にも豊富ですが、体内での利用率は動物性食品の方が多く、肉・魚から摂ると効率よく補えますビタミンB6はタンパク質を分解する際、主役として働く補酵素です。タンパク質の摂取量が多い人は、同時にビタミンB6の必要量も増えます。皮膚病や老けを防いだり、体の成長を促すほか、血液の元となる赤血球や、神経伝達物質のセロトニン、ドーパミンなどの合成に働きます。脂質の代謝にも関わります。また、アレルギー症状を防いだり、症状を軽くする効果が期待されています。

 



ビタミンB6を多く含む主な食品

肉・・・豚レバー、牛レバー、鶏ささみ

魚介・・・カツオ、マグロ(赤身)、サバ、サケ

野菜・・・モロヘイヤ、さつまいも、にんにく

果物・・・バナナ、アボカド

 

 

ビタミンB6と一緒に摂りたい栄養素

タンパク質(肉類、魚介類、大豆製品、卵)と一緒に摂取することで、タンパク質の代謝を高め、体の発育を促します。

 

ビタミンB2(カレイ、レバー、イワシ、納豆など)と一緒に摂取することで、脂質の代謝を高め、脂肪肝などを防ぎます。体内に余分な脂肪が溜まるのを防ぎます。

 

ビタミンC(緑黄色野菜、いも類、果物など)と一緒に摂取することで、美肌効果、免疫力を高める効果があります。

ビタミンCはタンパク質から美肌のもとになるコラーゲンを作ります。タンパク質の代謝を促すビタミンB6と合わせることで、肌細胞の新陳代謝が活性化し、美肌効果が一段とアップします。両方ともに免疫力を高める効果あるため、病気にも強くなります。

 

妊娠中は意識して毎食摂るように心がけることが大事です。

”食べづわり”や”吐きづわり”など、妊娠初期に起こりやすいつわりの症状は、ビタミンB6が和らげてくれます。B6はおなかの赤ちゃんの脳神経の発達も助ける為、妊娠中は不足しがちな葉酸や鉄と同様に意識して摂ることが大事です。

 

ビタミンB6が不足すると・・・

肌に炎症が起きやすくなります。皮膚を作るタンパク質の代謝が悪くなり、肌荒れや口内炎などができやすくなります。免疫機能も低下するため、湿疹や蕁麻疹などのアレルギー症状が現れる危険性も。一般的に不足しにくいですが、妊娠中の女性はホルモンバランスの関係で必要量が増し、不足しやすくなります。

 

摂りすぎると・・・

まれに、神経系の障害を来すこともあります。必要量の何十倍も摂りすぎた場合、神経障害を起こすことがありますが、水溶性でとりだめができないため、普段の食事で摂り過ぎる心配はほとんどありません。また月経前にイライラしたり、憂鬱になる「月経前症候群」を和らげる作用があります。

 

20代~40代の1日の摂取耐用上限量は男性で55~60mg、女性で45mg程度

摂りすぎには注意しつつ、積極的に摂るように心がけましょう。

 

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。




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